外国人児童を支援する真智子とトンガの少年ジェイクが繰り広げる涙と笑いと不思議が交錯するファンタジー小説。
「どうして僕、毎日泣いてるの?」
「いろいろなことをたくさん感じるから泣くんです」
感受性の豊かなジェイクは、秋田の小学校に入学しても泣いてばかり。ある日、いつものように教室から飛び出して隠れていたジェイクは不思議な少女Kと出会う。そして二人は忽然と消えた―。
さまざまな語り手たちがバトンを渡し合って、物語は真智子の過去を織り交ぜながら展開していく……。
・ 定価 |
1,500円 |
・ 販売価格 |
1,650円 |
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